ViBoxの選び方

ViBoxサーバーはLive Production Suiteの基礎となるものです。そのため、以下の2つの基本となる質問からProduction Suiteの構成を選択していきます:

 1. どのような映像制作をするか

 2. どのくらいの規模と人員で運用するか

  一つ目の「どのような映像制作をするか」というのは、どのような機能を使いどういった映像を制作するかということです。Simplylive Production Suiteは、ライブ・リプレイ・システム、インジェスト・レコーダー、ライブ・ストリーミング出力、またはマルチソース・ビデオ・オーディオのトータル・プロダクション・コントロールとして容易に使用いただけます。

  2つ目の「どのくらいの規模と人員で運用するか」に関しては、プロセッサーの性能、ストレージ、必要とする入出力数から、ハードウェアの構成が変わってきます。標準的なフレーム・レートで1080pのコンテンツをオンラインでライブ・ストリーミングするだけなのか、また、4Kを 60pで、広範囲に及ぶスーパースローモーションで送信するのか、 従来のオンサイト・プロダクションのシステムに特別なハードウェアを付加して使用するのか、それとも、プライベート・データセンターまたはパブリック・クラウドでリモート・プロダクションを実施するのか、それらの様々な用途を実現するため、Simplylive Production Suiteは、モジュラー・ソフトウェア・アーキテクチャーをベースにしており、お客様に最適なソリューションを提供します。

もしくは、クラウドに移行!

Simplylive Production Suiteは、完全なクラウドプラットフォームへのシームレスな移行を可能にするゲームチェンジャー的なソフトウェアベースシステムで、ライブプロダクションに革新をもたらしました。

その優れた直感的で統合的なワークフローは、プライベートクラウドやパブリッククラウド上で稼働させることでができ、スケーラビリティとパワーを映像制作に必要に応じて使用する柔軟なシステム提供を可能にしました。

ViBox UHD Serverの選択

V8/6/4 Server (4Uサイズ)

  • 8ch6chまたは4ch12G入出力
  • フルHD3G-SDIコンフィギュレーションを搭載
  • スタンドアロン、8bitシステム
  • マルチユーザー対応
  • 5 x 4TB高可用性ストレージ
  • 冗長化電源

V12/8/6 Server (2Uサイズ)

  • 12ch8chまたは6ch12G入出力
  • フルHD3G-SDIコンフィギュレーションを搭載
  • ネットワーク対応、10ビット・システム
  • マルチユーザー対応
  • 5 x 4TBSSDストレージ
  • 冗長化電源

ViBox HD Serverの選択

V16/8 Server

  • 16chまたは8ch入出力
  • 最大3ユーザーまでのワークフロー向けに設計
  • マルチサーバーで拡張可能なシステム
  • 5 x 4TBHDD RAIDストレージ
  • 冗長化電源

V12 Server

  • 12ch入出力
  • 2ユーザーのワークフロー向けに設計
  • リモート・ワークフロー対応
  • 5 x 4TBHDD RAIDストレージ
  • 冗長化電源

V Mini 8/4 Server

  • 最も手頃な価格帯の8chまたは4ch入出力サーバー
  • 1ユーザーに1アプリケーション
  • 最もポータブルな選択肢
  • リモート・ワークフロー対応
  • 2TBSSDストレージ(オプションで4TBに拡張可能)

V Micro Server

  • 単一ソースに対応したオールインワン/RefBoxサーバー
  • 小規模制作のためのポータブルな容量
  • 2TBSSDストレージ(オプションで4TBまで拡張可能)
  • ダウンストリーム・プロダクションとプロダクション・バックアップ向けに設計