Press Release
Wuppertal 1月 26, 2026
RIEDELとメディア・テイラー、ロイヤル・カリビアンの 〝スター・オブ・ザ・シーズ〟に統合放送&AVインフラを提供
総トン数248,663トンの〝スター・オブ・ザ・シーズ〟は、姉妹船〝アイコン・オブ・ザ・シーズ〟と並んで世界最大のクルーズ船という称号を共有しています。海上での大規模なエンターテイメント体験を提供することを目的に設計された本船には、30を超える劇場、ライブ・パフォーマンス・スペース、マルチメディア会場に加え、アイス・スケートや水上エンターテイメント・アリーナが備わっています。これらすべてのエンターテイメント会場と集中型放送センターを結ぶメディア・インフラは、完全分散型のRIEDEL『MediorNet』ネットワークを基盤とし、RIEDELの『hi human interface』プラットフォームでシームレスに制御され、RIEDEL『Artist』『Bolero』『PunQtum』インターカム・エコシステムで補完されています。
放送センターには、二つの制作ギャラリーと、信号ルーティング、録画、再生、ポストプロダクション、グラフィクス用のメインラック・ルームが設置されています。20台以上の『MediorNet MicroN UHD』『MicroN』『Compact』ノードが船舶全体に分散配置され、ルーティング、信号処理、マルチビューイング機能を提供しています。これにより、ケーブル配線を削減し、スペースを節約し、海上での高い信頼性を確保しています。
メディア・テイラーの造船事業ディレクター、トゥオマス・ニエメラ氏は次のように述べています:「この規模の放送&AV環境を構築するには一体となったシステムが不可欠です。それを実現するのがRIEDELです。分散型のRIEDELアーキテクチャによって、オペレーターは船舶全体で映像と音声とデータをリアルタイムで効率的かつ耐障害性高くルーティングできます。これは洋上での作業において極めて重要です」。
すべてのAV、放送、エンターテイメント・システムの中央制御プラットフォームとして機能するRIEDELの『hi human interface』制御システムが、直感的な操作とシームレスなシステム管理を提供しています。サーバー3台と専用ハードウェア・パネル4台で展開される『hi』は、PCやiPadからアクセス可能なソフトウェア・パネルを通じて船舶全体に拡張されています。『hi』はシステム管理に加えて船舶の『MediorNet』とDanteネットワークを統合し、すべてのDante音声をルーティングし、エンベデッドSDI音声を自動変換し、関連する映像音声信号を統一されたポート・コンテナにグループ化します。これによって、オペレーターはライブ・エンターテイメント、ビデオ再生、船内通信など、さまざまな会場で柔軟にルーティングとモニタリングを管理できます。同時に『hi』はGPIOベースの自動化を管理し、船舶のPA/GAシステムと直接連携して、安全アナウンス時の自動ミュートや信号再ルーティングなどの機能をトリガーします。
映像音声インフラを補完するのがRIEDELの『Artist』インターカム・システムで、『Artist-1024』マトリクス、50台以上の『SmartPanel』、55個の『Bolero』ワイヤレス・ベルトパック、『PunQtum』有線パーティライン・システムで構成されています。これらの要素が一体となり、船舶全体の制作クルー向けに統一された拡張可能な通信エコシステムを形成しています。
RIEDELの地域営業マネージャー、フィリップ・ジェナールは次のように語ります:「メディア・テイラーならびにロイヤル・カリビアンとの協力関係は10年以上に及びます。各プロジェクトが海上での可能性の限界を押し広げており、〝スター・オブ・ザ・シーズ〟は、RIEDEL技術とメディア・テイラーの革新的な設計とメディア・テクノロジーの専門知識の組み合わせによって、海事分野でシームレスな接続性、運用効率、そして卓越したエンターテイメント体験を実現する好例です」。
ロイヤル・カリビアンの新造船マネージャー、クリストファー・ヴラソプロス氏は次のように付け加えます:「メディア・テイラーとRIEDELは、再び比類ない柔軟性と運用効率を備えた統合型放送・通信・AVインフラを提供してくれました。彼らの専門知識により、私たちのチームは世界のどこにいても、ゲストの方々に毎日素晴らしいライブ体験を自信を持って提供できます」。



