Press Release
Wuppertal 4月 19, 2026
アルゼンチン・トップ・リーグの集中型VARを支える RIEDEL『SimplyLive』ソリューション
ドイツ、ヴッパータール ― 2026年4月19日 ― Riedel Communicationsは、アルゼンチン・サッカー協会(AFA)が、同国の大手スポーツ・メディア企業Torneosが運用する集中型ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)システムをさらに5年間更新・拡張したことを発表しました。このシステムはRIEDELの『SimplyLive』技術を活用しており、2021年にラテン・アメリカ初の集中型VARとして導入されて以来、アルゼンチンという世界トップクラスのサッカー連盟において、効率性と拡張性の基準を確立し続けています。
ブエノスアイレス近郊にあるAFAの最新鋭リプレイ・センターに設置されたこのシステムは、5つのビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)と8両の中継車を備え、最大5試合の同時運用を可能にし、週末に12~14試合、年間400試合以上をサポートしています。この集中型アプローチにより、移動コストの削減、レフェリーの労働環境の改善、そしてアルゼンチンの広大な国土にわたる一貫した高品質な審判業務が実現されています。
「RIEDELの『SimplyLive』ソリューションは、柔軟性と冗長性、そして使いやすさを提供してくれます」とTorneosの技術ディレクター、ラミロ・プラド氏は述べています。「レフェリーからは直感的なタッチスクリーン・インターフェイスが好評で、大規模な試合ではスーパーモーション・カメラや追加映像フィードにも対応できるため、どんな課題にも対応可能です」。
このシステムには15台の『SimplyLive』16チャンネルHDサーバーが含まれ、冗長性と拡張性を考慮した構成となっています。今回の更新では、さらに2台のサーバーが追加され、標準カメラや高フレーム・レート・カメラを含む32チャンネル以上の信号取り込みに対応して、大規模な試合にも柔軟に対応できるようになりました。また、『SimplyLive RefBox』やリプレイ機能も搭載し、放送ワークフローもサポートします。各VORとサーバー・ルームは完全に冗長化されており、ピーク需要時でも中断なく運用可能です。NDIおよびSRT配信方式に対応することで、プロダクション・ワークフローとのシームレスな連携を実現しています。さらに、RIEDELのインターカム技術により、レフェリー、リプレイ・オペレーター、プロダクション・チーム間の低遅延で明瞭なコミュニケーションを確保しています。
本プロジェクトはFIFAの認証要件に準拠しており、厳格なテストと年間の適合性チェックが義務付けられています。レフェリーのトレーニングは『Mini8』ユニットによるシミュレーターから開始され、本格導入へのスムーズな移行とシステムの信頼性を確保しました。
「世界トップクラスのサッカー連盟によるこの更新は当社の技術に対する信頼の証です」とRiedel Communicationsの東部地域ライブ・プロダクション営業マネージャー、アンドリュー・グラントは述べています。「『SimplyLive』とともに構築したこの集中型VARインフラは、FIFA基準を満たすだけでなく、移動コストの削減やレフェリーの生活の質向上、一貫した高品質な審判業務といった具体的なメリットをもたらしています」。
RIEDELは2026年4月19日から22日までラスベガスで開催されるNAB Show 2026のブース #C4908に出展します。最新のイノベーションとソリューションのアップデートをご覧いただけます。



