Press Release

Wuppertal 9月 15, 2023

RIEDELがIBC2023でMediorNet HorizoNを発表

Riedel Communicationsは本日、MediorNetファミリーのビデオ・ネットワーキング&プロセッシング・デバイスに新たに加わったMediorNet HorizoNを発表しました。UHD アップ/ダウン/クロス変換、SDR/HDR変換、色補正といった広範で強力な映像プロセッシング機能を提供することに加え、高密度配列のUHDゲートウェイによりSDIベースバンドとSMPTE ST2110インフラの境界を曖昧にする、革新的なハイブリッド・プロセッシング・プラットフォームです。HorizoN の持つソフトウェアベースのアプリケーション・コンセプトは、放送やエンターテインメント、スポーツ、企業や政府機関などのビデオ・エコシステムに、次世代レベルの柔軟性と簡便性をもたらします。

HorizoNは、1U のフレームに16の独立した個別に設定可能なプロセッシングエンジンを搭載しており、ベースバンドとIPシステムのギャップをシームレスに埋めながら、柔軟なプロセッシング機器として使用できます。このプラットフォームは、最大128chSDI - IPゲートウェイ、最大32chSDR/HDR変換と色補正、または最大16ch のアップ/ダウン/クロス変換と色補正機能を提供します。さらに、SFPベースのベースバンドビデオ入出力も備えることでパッケージを完成させ、HorizoNは最新のプロダクション環境における最も困難な課題にも対応できる、非常に汎用性の高いソリューションとなっています。

HorizoNは、高密度のゲートウェイとプロセッシング・ソリューションとして、SDIのシンプルさとST 2110の相互運用性を兼ね備えているだけでなく、現在の放送ワークフローにおいて必要な主要なプロセッシング機能を提供します。MediorNet TDMネットワーク同様に分散して設置できる HorizoNは、機能を分散化して外部プロセッシング機器の必要性を減らすだけでなく、導入の複雑さとコストを削減します。また、HorizoNの柔軟なライセンス・スキームはユーザー毎にプロセッシング機能とゲートウェイ機能を組み合わせて対応できるため、ユーザーは必要な機能のライセンスのみを購入することになります。」と、Head of Video Product Management (Riedel Communications) Drew Martinは話します。

ハイブリッド・インフラはかつてないほど簡単に実現できるようになりました。MediorNet HorizoNは、ST 2110インフラにおけるプラグ&プレイのインターフェイスとしてだけでなく、SDIベースバンドの設備をIPネイティブなシステムへ、ユーザー自身の速度と予算で徐々に変換していくエレガントな方法を提供します。アプリケーション・コンセプトにより、このソフトウェア定義のハードウェア・ソリューションは、顧客のニーズに応じて簡単に拡張できる、あらゆる最先端のビデオ・インフラに不可欠なアプライアンスとなることでしょう。」