Press Release

Wuppertal 12月 17, 2025

RIEDEL、第15回中華人民共和国全国運動会向けにグローバルな通信およびコメンタリー・ネットワークを構築

Riedel Communicationsは本日、第15回〝中華人民共和国全国運動会〟向けに完全に統合された通信およびコメンタリー・ソリューションを提供したことを発表しました。このソリューションは、広東省、香港、マカオに広がる56の競技会場と4つの国際放送センター(IBC)をサポートしました。30日間にわたる大会期間中、システムは中断なく稼働し、56の放送チームと39の超高精細制作をシームレスに調整しました。
 

「第15回全国運動会は香港とマカオが初めて開催地域として参加した大会です。これにより、複数の場所にわたる通信調整に独自の課題が生じました」と、全国運動会RHB(Rights Holding Broadcaster、権利保有放送局)の技術責任者、林玉泉〔リン・ユーツァン〕氏は述べています。「RIEDELのソリューションは、4つのIBCと56の会場と間のシームレスな接続を確保するシステムによって、こういった複雑さを解決しました。展開から統合まで、この技術は3地域のチーム間の効率的な連携を可能にしました。RIEDELのインフラの信頼性と性能は、大規模な地域横断型イベントの強固な技術基準を確立しました」。

11月9日から21日まで開催されたこの大会では、各省・直轄市・特別行政区から選ばれたエリート・アスリートが集まり、陸上競技、水泳、バスケットボール、自転車競技、体操など34種目で競い合いました。

全国運動会では、革新的な「1本部・3支部分」のIBCレイアウトが導入され、広州が主信号ハブとして、深圳、香港、マカオの3つの地域サブセンターを接続しました。この分散型アーキテクチャの要求に応えるため、RIEDELはネットワークのバックボーンとして『Artist』インターカム・プラットフォームを展開しました。広州IBCに設置された『Artist-1024』マトリクスはAES67/ST2110-30のIP伝送とMADI信号統合を含む200以上のチャンネルをサポートし、『Artist-128』が専用のコメンタリー・チャンネルを処理しました。両マトリクスは光ファイバーのカスケード接続によってリンクされ、中断のないパフォーマンスを実現する冗長構成が構築されました。

すべてのIBCにおいて、RIEDELはAES67/ST2110-30互換性とPTPv2クロッキングを備えた28台の『RSP-2318 SmartPanel』を設置しました。このパネルによって制作チームと権利保有放送局間の直接的で低遅延の通信が可能になりました。会場レベルでは、56台の『NSA-002A』アダプターが従来の4ワイヤー信号を遅延10ミリ秒未満のIPストリームに変換し、ピーク・トラフィック時でもリアルタイム接続を確保しました。

また、RIEDELは開会式および閉会式、ならびに13の主要競技向けに13台の『CCP-1116』コメンタリー・パネルを提供しました。各ブースには高品質のプリアンプとインターカム機能が統合され、解説者が制作チームと直接やり取りしながら、放送視聴者向けにクリアな音声を維持できるようになりました。

「今年の全国運動会の規模と複雑さは、複数の地域を橋渡しできる堅牢で柔軟なソリューションを必要としました」と、Riedel Communicationsのアジア営業ディレクター、ギヨーム・モフレーは語ります。「当社のチームは技術パートナーと緊密に協力し、すべての会場と放送センターにわたって信頼性の高いリアルタイム通信を提供するシステムを設計・実装しました。この設置は、大規模なマルチノード・イベント管理におけるRIEDELの専門性と、ライブ制作環境向けのIPベース・ワークフローの推進に対する私たちのコミットメントを強調するものです」

RIEDELおよび同社製品に関する詳しい情報はwww.riedel.netをご覧ください。