Press Release
Wuppertal 3月 26, 2026
CS live、将来を見据えてRIEDEL『MediorNet』および 『hi』制御システム搭載の中継車を構築
この中継車は、主に注目度の高いスポーツ制作向けに設計されており、国内サッカーやアイスホッケーのリーグ、国際サッカー大会、大規模MMAイベントなどの放送に対応します。システム・アーキテクチャの中心は、『MediorNet』の分散型信号ネットワークと『hi』制御プラットフォームの緊密な統合であり、オペレーターが統一された操作インターフェイスを通じてインフラと制作ワークフローを管理できるようにしています。
「この中継車に『hi』を導入したことは、当社の制作ワークフローを大きく前進させるものです」とCS liveのCEO、パヴェル・ブラウン氏は述べます。「ルーティング、プロダクション・スイッチャー、音声卓、その他のシステムを単一のインターフェイスから管理でき、必要に応じてタブレットからもシステムを操作可能なのです。この集中制御により、要求の厳しいスポーツ制作に必要な柔軟性とスピードが得られます」。
この中継車の信号バックボーンは12個の『MediorNet MicroN』UHDノードで構成されており、そのうち7個を信号ルーティング専用、5個をマルチビューアとして使用しています。この分散型アーキテクチャにより、信号の伝送と処理と監視をネットワーク内で直接行いつつ、中継車での現代のプロダクション環境に必要な柔軟性を維持します。また、CS liveは2個の『MicroN Standard』ノードを外部ステージボックスとして使用し、スタジアムやスタジオ、または他の中継車からの信号を接続します。SDI、MADI、イーサネットを1本の光ファイバーで伝送可能です。『MediorNet』は制作技術の進化に伴う実用的な移行経路も提供します。現在はベースバンド・インフラを活用していますが、将来的にIPベースの制作へ段階的に移行できる準備が整っています。
このインフラの最上位層として配置されているのがRIEDELの『hi human interface』制御システムで、これは中継車の運用制御レイヤーとして機能します。『hi』により、オペレーターは単一のインターフェイスから複数のプロダクション・システムを制御でき、ルーティング、デバイス制御、施設機能への集中アクセスを実現します。CS liveの中継車では、『hi』が他社製音声卓、プロダクション・スイッチャー、リプレイ・サーバー、監視システム、施設GPIのトリガー、オンエア・ランプなど、様々なメーカーの放送機器を統合&制御しています。導入されたパネルは『hiPush18』が5台、『hiPush32 Shading』パネルが1台、『hiPush36』が1台、『hiContact』が3台で、さらにタブレットによる制御も可能です。
「このプロジェクトは、チェコ共和国におけるRIEDELの『hi human interface』制御システムの初導入となります」とSmart Informatics社マネージング・ディレクターのトマス・ヴェセリー氏が語ります。「長年にわたりRIEDELとパートナーシップを築いてきたことが、私たちが『hi』をこの中継車環境に導入する鍵となりました。CS live、RIEDELと共に、私たちはベンダー非依存の高度に統合された制御プラットフォームをトラックに提供することができました」。
中継車内のコミュニケーションは、『Artist-1024』エコシステムを中心に、『RSP-1216HL SmartPanel』17台、『RSP-1232HL SmartPanel』3台、『DSP-2312 Desktop SmartPanel』2台で構成された、RIEDELの『Artist』インターカム・プラットフォームが担っています。ワイヤレス通信はRIEDELの『Bolero』ワイヤレス・インターカムが提供し、4台のアンテナと12個のベルトパックを用いて、各プロダクション・ポジション全体にわたって信頼性の高いカバレッジを確保しています。
「『MediorNet』が分散型メディア・バックボーンを提供し、『Artist』が信頼性の高い通信を、そして『hi』がその上に運用制御レイヤーを加えます」とRiedel Communications地域営業マネージャーのイスメト・ボズクルトが語ります。「これらが相俟って、このシステムは、お客様が複雑なマルチベンダー制作環境を直感的なインターフェイスで管理して、分散型信号ネットワークの柔軟性を維持できるようにします。また『MediorNet』が、現在のベースバンド・ワークフローをサポートしつつ、将来のIPベース制作への明確な移行経路を提供しています」。
RIEDELおよび同社製品に関する詳しい情報はwww.riedel.netをご覧ください。
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Riedel Communicationsについて
Riedel Communicationsは、メディア、スポーツ、エンターテインメント業界におけるライブ制作ツールのリーディング・プロバイダーです。同社のハードウェア/ソフトウェア・ソリューションは、分散型映像音声ネットワークから、インターカム/リプレイ・ソリューション、WAN/MPLSアプリケーションまで多岐にわたります。RIEDELの包括的なアプローチにより、製品部門、マネージド・テクノロジー部門、ネットワーク部門の3つの事業部門が強力な相乗効果を発揮し、世界中の常設および仮設インスタレーションに柔軟なインフラとツールとサービスをお届けしていますので、RIEDELカスタマーの皆様はどんなに複雑なプロジェクトであっても、オンサイト、リモート、クラウドでご活躍頂けます。RIEDELはドイツのヴッパータールに本社を置き、ヨーロッパ、オーストラリア、アジア、南北アメリカ大陸の30の拠点で1,000人以上の従業員を擁しています。
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