Press Release

Wuppertal 10月 8, 2025

RIEDEL、米国最大のヒンドゥー教寺院、バップス・ロビンズヴィルの世界クラスのメディア・インフラを支援

ドイツ、ヴッパータール—2025年10月 8日— RIEDEL Communicationsは世界で3番目に大きいヒンドゥー教寺院にして米国最大の寺院として知られるBAPSスワミナラヤン・アクシャルダームと提携し、最先端のメディアおよび通信インフラを導入しました。複雑な運営を管理するためにBAPSはRIEDELの『MediorNet』および『Bolero』システムを選びました。これは、ボランティア・スタッフが操作できるパワフルかつ拡張性に優れた直感的なメディア・ソリューションを提供するためです。2023年初頭に設置されたこのシステムは、現在、ニュージャージー州ロビンズヴィルにある広大な寺院キャンパス全体でフル稼働しています。


「キャンパス全体で非常に多くのイベントや礼拝が行われていますので、ボランティアに負担をかけることなく対応できるシステムが必要でした」と、BAPSスワミナラヤン・アクシャルダームで活動する多くのボランティアの一人、プレム・パテル氏は言います。「RIEDELのソリューションは画期的なものでした。信頼性が高く、使いやすく、そして驚くほど柔軟性に優れています。式典のライブ・ストリーミング、フェスティバルのコーディネート、あるいは日々の業務など、どんな場面でも、このシステムのおかげで、私たちは最も重要なこと、つまり地域社会への貢献に集中することができます」。
BAPSはIPの柔軟性とSDIのシンプルさを兼ね備えたハイブリッドなアプローチを高く評価して、RIEDELの『MediorNet』を選択しました。このシステムには、聖堂、礼拝堂、イベント会場など複数の建物に配備された14台の『MicroN UHD』ノードと、モバイル・イベント制作をサポートするポータブル・フライパックが含まれています。『MicroN UHD』と『SmartPanel』を搭載したこれらのフライパックは、既存の光ファイバー・ネットワークに簡単に接続できるため、必要な場所に迅速に設置できます。


『MediorNet』システムは、インフラを介してイーサネットをトンネリングするため、個別のスイッチが不要になり、ネットワーク拡張が簡素化されます。この分散アーキテクチャにより、BAPSはわずか数本の光ファイバーを使用して、建物間のネットワーク接続をブリッジできます。
中央の光ファイバー・パッチパネルと『MediorWorks』ベースの制御アプリケーションにより、オペレーターは中央制御室からビデオ・ルーティング、ロボットPTZカメラ、ライブ・ストリーミングを管理できます。このシステムは、オンラインとキャンパス全体の両方でシームレスなサービス配信をサポートします。寺院の複雑な大理石の建築とケーブル・トレイの欠如を考慮して、BAPSは当面必要な量よりもはるかに多くの光ファイバーを事前に設置し、インフラの将来性を確保しながら長期的なコストを最小限に抑えました。


無線通信は『Artist-1024』インターカム・フレーム、15台のワイヤレス・ベルトパック、4台のアンテナ、15個の『Air』ヘッドセットを備えたRIEDELの『Bolero』システムによって実現されています。この構成によって、カメラ・オペレーター、舞台監督、ボランティアの間で信頼性の高い通信が確保されます。RIEDELの『2300 Series SmartPanel』を使うことで運用がさらに効率化され、ボランティアは最小限のトレーニングでインターカムと制御機能にアクセスできます。すべての拠点が一貫したシステムになっているので、ボランティアはどこで作業しているかに関係なく、自信を持って業務を行うことができます。
「BAPSさんが最初に当社に相談にいらっしゃったとき、配線を減らし柔軟性を高めるためにIPベースのシステムを検討されていました」と、Riedel CommunicationsのVPキー・アカウント/LVPセールス・マネージャーのフィリップ・シュタインは述べています。「ですが、BAPSさんはIPにつきものの複雑さについても懸念されていました。『MediorNet』の機能を目の当たりにすると、まさに自分たちが必要としていたものであることをご理解頂けました。IPのように堅牢で拡張性と柔軟性に富み、管理と運用が非常に簡単なため、ボランティアに大きく依存している組織には最適です」。